【製作】むさしや豊山
【規格】7号
【仕様】江戸押絵羽子板・本絹手描き面相
【装飾】木製飾り台
【寸法】幅10×奥行8×高さ22(cm)
※手作り品につき仕様が変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。

【むさしや豊山】■東京都指定伝統工芸士■勲五等瑞宝章受章■節句人形工芸士
創業明治元年。東京都墨田区にて工房を構える江戸押絵羽子板の老舗。
歌舞伎・日本舞踊を主な題材として、日本画家「上村松園」の画風を取り入れた繊細で上品な表情が特徴。
昨今では「振り袖」といわれる〈扇型から着物のはみ出た羽子板〉が流行する中、むさしや豊山の作品は江戸時代より伝わる「末広がり」を意味するおめでたい扇型の羽子板にこだわります。
制約された形の中でも、卓越した押絵技術による絶妙な綿の入れ加減や、唯一無二の構図のセンスによって臨場感のある動きが見事に表現されているのが魅力です。

〈七福神〉
恵比寿天(えびすてん)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天(べんざいてん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人(じゅろうじん)、布袋尊(ほていそん)の七柱の神の総称。
インド伝来の仁王経の中にある「七難即滅、七福即生」という仏教語に由来する福徳の神として、室町時代の末期のころより日本で信仰されたといわれる。
・恵比寿…「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神。七福神のうち、唯一日本由来の神である。
・大黒天…「大黒柱」と現されるように食物・財福を司る神。
・毘沙門天…戦いの神として民衆に信仰される。
・弁財天…紅一点。音楽・弁才・財福・知恵の徳のある天女。
・福禄寿…子孫繁栄・財運招福・延命長寿をもたらす神。
・寿老人…延命長寿・身体健全・家庭円満をもたらす神。
・布袋…手にした袋から財を出し与えてくれる。弥勒菩薩の化身ともいわれている。