【製作】雄山
【規格】五分之一
【仕様】金小札赤糸威、矧ぎ合わせ鉢
【装飾】タモ材飾り台、寄木細工屏風、弓太刀
【寸法】幅38×奥行28×高さ32(cm)
※手作り品につき仕様が変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。

硬く頑丈で、均一で美しい木目が特徴のタモ材を使用した飾り台。
麻の葉文様に切り出された窓から覗く、寄木細工がアクセントになったおしゃれな屏風と組み合わせました。
お家のインテリアと調和するコンパクトサイズの五月人形で、日本が誇る甲冑の美しさを身近に感じることができます。

『幻の源氏八領鎧』
源氏の家宝として代々伝えられたという八領の鎧です。平治の乱でそのほとんどが失われ、現在では幻の甲冑といわれています。

通常、鎧は革の札に鉄の札を混ぜた「金交(かなまぜ)」や「一枚交(いちまいまぜ)」という手法で作られています。
しかしこの鎧は、鎧全体を薄い金属の板で作り上げられたことから薄金と呼ばれたといわれています。
これは当時、技術的に非常に難しかったとされています。
源氏の棟梁のみが着用を許された鎧で、保元の合戦の際には源為義が着用されたとされています。

『奉納鎧』
奉納鎧とは、武士が自らの願いが叶ったときに、神に祈りを捧げ神社に鎧を奉納する形です。
神に納める神聖なものなので、人肌に触れる部分(面、籠手、脛当など)はつけません。
実戦用の鎧とは異なり美術工芸品としての価値が高く、当時の最高峰の技術で作られたものが多いです。